実はこんな商品も販売しています!

最終更新日: 公開日: 2023/11

コタニの隠れた取り扱い製品

弊社の販売実績の中には、取扱商品としてご紹介できていない商品が多くあります。例えば以下のような商品です。

  • A社とB社で仕入れた商品を組み合わせた商品
  • 既存商品に加工を加えた商品
  • 海外商品だから対応できた商品
  • 特注で受けた形状や材質

このような商品を、このページで簡単にですが紹介していこうと考えています。気になる商品がありましたら是非お問合せください。

規格外OリングはNKジョイントリング

φ2.62×ID411、φ3.53×ID1045(材質:FKM)といったサイズの規格外Oリングのお引き合いを頂きました。国内メーカーで見積もりを取ったところ、金型がなく製作不可となったり、金型があっても材料不足による受注制限のため希望納期に間に合いませんでした。
 
そこで弊社の海外仕入先であるNES社に見積もりをとると製作可能サイズであり、且つ供給状況も問題なかったため希望納期にて納品できました。

公差の厳しいPTFEガスケット

PTFEのバルブシート(バルブ用ガスケット)で指定公差0,-0.2と、トムソ ン加工では製作できないご依頼をいただきました。

切削加工で検討し、JISのPTFEの切削加工でも±0.2の規格公差でしたが、徹底した製作環境を保有する弊社仕入先からご指定公差内の製品を納品できました。もちろん製作時点ではございますが、寸法成績書の発行も可能です。

JWWA規格対応のEPDMパッキン

食品工場で必要とする水・電気・蒸気・排水処理などを提供するユーティリティ会社へJWWA規格対応のEPDMパッキンを提供しました。

※JWWA規格は、水道事業で使用される資機材、薬品などの標準化を目的に日本水道協会が定めた自主規格となっています。

アフラスOリング

スチーム耐性に優れているアフラスですが、Oリングの材質としてはよく使用されるものではなく材料の取り扱いや製作できるサイズに限りがあります。お客様から規格外サイズのアフラスOリングで引き合いをいただいた際、NKジョイントリングで見積もりし購入いただきました。

規格外OリングとしてPRしているNKジョイントリングですが、標準材質ではないアフラスも対応できることはあまり知られていません。規格サイズでも金型がない場合や国内だと時間がかかる際はNKジョイントリングで販売しています。

つなぎで作るので内径フリーなXリング

Xリングを使う溝が設計上、Oリングの規格サイズに当てはまらないが入手できるか問合せいただきました。Xリングは線径断面がXとなっているパッキンです。Oリングのように規格サイズが決まっているものではないですが、Oリングの規格サイズの溝で使えるサイズがメーカー独自の型番などで販売されています。

つなぎOリングとして線径と最小内径サイズをクリアすれば内径はフリーで製作できるNKジョイントリングは、標準Oリングですが、Xリングの口金も持っています。特に材質FKMであれば、NKジョイントリングで製作できる線径と同じ幅のXリングが製作できますので、この規格外のXリングも無事納品が出来ました。

USP ClassⅥ対応PTFEガスケット

プラントエンジニアリング会社から医薬品プラントに使用する薬品タンク用のPTFEガスケットの依頼を受けました。
要求仕様は、USP ClassⅥ対応だったので対応できるメーカーは限られていましたが、国内で調達し様々なガスケット形状で加工して納品しました。OリングだけではなくPTFEガスケットでもUSP ClassⅥ対応可能です。

自己潤滑性Oリング

ポンプメーカーより真空ポンプ用の回転軸シールで使用するOリングについて問合せをいただきました。条件を確認すると-40℃~150℃で低真空、また無潤滑で使用したいとのことでした。正直なところ条件は厳しくなかなか当てはまる商品はないのですが、無潤滑で使用できる可能性があるものとして、ゴム自体に一定の滑性がある田崎アサヒ製の自己潤滑ゴムを提案しテスト用として購入いただきました。

ゴムローラーのゴムライニング

設備に使用されているゴムローラーは経年劣化によりゴム部分が傷みます。軸部分はまだ使えるのにゴム部分が傷んでしまったために、丸々1個交換ですと費用がかかります。そこで弊社はゴムローラーをお預かりし、軸部分からゴムの剥がし⇒ゴムの再貼り付けを行い、お客様の元へ提供しております。

材質が定かではないお客様に対しては、ご使用条件をお伺いし材質の選定もいたします。取り扱いの材質はウレタンゴムの他に、SBR、EPDM等の対応が可能です。

耐摩耗用パッキン

医薬品製造メーカーより「装置に使用されるピストン部のOリングの摩耗をなくしたい」と相談をいただきました。
摺動によってゴムの摩耗が発生し異物混入となってしまうことを懸念されているとのことで、低摩耗のOリングや自己潤滑性のOリングと一緒に外周部をPTFEで囲ったタイプのパッキンをご提案いたしました。
お客様の仕様から、PTFEで囲ったパッキンを選択され、定期的にご購入を頂いております。

パッキンセット

保全作業・メンテナンス作業をされる方々より部品の調達について、以下のような状況でご相談を頂くことが多々ございます。

  • 古い図面で内容が分からない、そもそも図面がない
  • 装置メーカーから部品を購入すると高額・長納期
  • 「この装置にはどのシール製品がいるのだっけ?」と内容が不明

改善案として、その設備に使用されるパッキンをリスト化する方法を提案しております。「設備Aに使用するパッキンを手配して」と依頼を頂きましたら、弊社で各メーカーから取り寄せて、一式で納入するというやり方です。このやり方で、煩雑な管理や部品の不足、納期の調整等が楽になったとのことで様々なお客様よりご愛顧頂いております。

カラー(着色)NBR Oリング

造船関連会社から、メンテナンス時に明るさが十分な場所で作業することが難しいため、Oリングの取り付け時に見た目では判断がつかないFKMとNBRを間違えるというご相談を受けました。そこで、FKMとNBRのOリングを識別できる方法として、ゴムに着色する方法を提案しました。茶色のFKMは既に規格品として存在しますが、暗い環境下では識別が困難であり、Oリングにマーキングをしても作業者に見つけるのに時間がかかってしまうため、NBRに蛍光色に近い緑色を着色し、暗い環境でも見分けがつくように対応しました。

キャップシール相当品

油圧機器用シールとしてゴムOリングにふっ素樹脂キャップを組み合わせたキャップシールですが、従来購入していたメーカーから納期が長期化しており、なかなか入手できないと相談をいただきました。メーカー独自の呼び番号が付けられている商品なので、他メーカーがあるか難儀しましたが従来から取引のあるシールメーカーが販売している相当品で対応することができました。従来メーカーの型番から相当品を選定し見積可能で「もっと苦労するかと思っていたから助かった」とお言葉をいただきました。

GM規格Oリング

お客様よりGM規格Oリングの納期がかかっているので困っているとのお話をいただきました。
GM規格はモリセイ規格となっているため、JIS B2401で定められたPやG規格より製作しているメーカーが限られており、入手しづらいものになります。
弊社取引先にはGM規格の金型を保有しているOリング加工屋さんがおりますので、お客様のご希望納期に間に合わせることができました。
弊社取引先が保有しているGM規格の金型にはサイズや材質に限りがございますので、お困りの際には1度弊社へお問合わせください。

PTFEコーティングOリング

パソコンなどに付着したほこりを吹き飛ばすエアダスター缶のスプレーノズル部に、摺動用Oリングをご採用いただきました。
折りたたみ式のスプレーノズルであったため、一般的なOリングよりも耐摩耗性を重視されていました。そこで御支給いただいたOリングにPTFEコーティング(フッ素樹脂コーティング、テフロンコーティング)、を弊社で加工を請け負いました。
この事例のように、耐摩耗性向上を目的とした、PTFEコーティングのみのご依頼も対応可能です。

耐冷手袋 OT-GLOVE(L)

得意先より「ブッシュを液体窒素で冷やし嵌めをする際に耐冷手袋を使用したいが、作業性の良いものはないか?」とお問合せをいただきました。
現状ご使用されている耐冷手袋が熊の手のようなゴワゴワしたものであり、指が動かしづらいといった課題を抱えておりました。
温度帯として、「液体窒素の温度ではなくマイナス温度で近いものでも良いので作業性に優れたものが欲しい」とのご依頼から各メーカーの耐冷手袋を調べました。一次回答としてあるメーカー品をお客様に提案しましたが、作業者の手が一般男性の2まわり以上大きいことからLサイズが手に合いませんでした。
そこで汎用耐冷手袋よりも生地が伸びやすいOT-GLOVEのLサイズをお試しいただき、実際に作業者の手に合いましたので即ご購入いただきました。
このようにお客様からヒアリングを行い、ご要望に合わせてご提案できます。

低誘虫性イエローライト

食品業界のお客様から「工場の入り口に照明を設置したいけど、明るくすると虫が寄ってくるから悩んでいる」とお話をお伺いしました。そこで通常のLEDから特定波長をカットすることで虫を寄りづらくした低誘虫性のイエローライトを提案しました。大きさや色味などを確認いただき、まずはテストで設置しました。明るさや虫の寄り具合も特に問題がなかったためそのまま採用いただきました。
照明の波長によって虫の寄りづらさは変わります。また照明によって寄ってくる虫の種類も異なります。全く寄せ付けないというものではありませんが、虫に困っている場合は、ご相談ください。

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