オイルシールの漏れが発生する原因とは?

最終更新日: 公開日: 2023/11

こんにちは!コタニの営業担当、Y.H.です。

今回は私が担当です。よろしくお願いいたします。

 

さて、先日、某大手製鉄所のお客様からこんなご相談をいただきました。「オイルシールがきかずに2週間くらいで漏れてしまって困っています」と。

 

そのオイルシールは他社さんで購入されたもので、半年、1年と持たせたいところ、取り付けて2週間くらいで漏れてしまい、交換の手間ばかりが掛かってしまっている状況でした。

 

 

また、オイルシールがある場所が、とても狭いところで確認が難しく、何が原因で漏れているのかも不明で、なんとかしたいと、ご相談をいただきました。

ちなみに、オイルシールというのは、シャフトでよく使われます。回転している軸に対してオイルシールを使い、漏れを防ぎます。

 

そのシャフトで使われるオイルシールについて漏れが発生する原因はいくつかあります。

 

1.オイルシールの寸法がずれていて、隙間がある場合

2.条件に合わず、オイルシールがすぐボロボロになってしまう場合

3.シャフトの回転が速すぎて、もしくは、強すぎてオイルシールがダメになってしまう場合

4.使われている流体とそのオイルシールとの相性が悪い場合

5.オイルシール自体に問題は無いけれど、軸が削れてしまっている場合

6.オイルシール自体に問題は無いけれど、軸が何かの拍子で若干曲がってしまっている場合

 

などなど。

 

そこで、今回は、お客様ともいろいろお話をさせていただいた上で、一度、オイルシールを完全に新しくオーダーメイドで作り、使用することをご提案させていただきました。このオーダーメイドのオイルシールで漏れなければ問題は解決です。

 

もし、それでも漏れるのであれば、その時点で、

オイルシールの外径側から漏れているのか、内径側から漏れているのか、両側からなのか、また、オイルシールは削れているのか、オイルシールが全く削れていないのに漏れているということであれば、軸に原因がある可能性が高くなります。

 

今回のお客様のこの件は、現在進行形のため、完全に解決というところまで、まだいたっておりませんが、こういったご相談は、よくいただきます。シールが組み込まれている機械設備のメーカーさんは、あくまで機械設備の専門会社であり、シールの専門会社ではありません。

 

私たちコタニは、シールの専門会社であり、課題解決の手助けができます。

 

というわけで、シールに関して、何かお困り事がありましたら、お気軽に、私までご相談いただければと思います。

お待ちしております!

 

コタニ営業担当

Y.H.

 

 

 

 

 

 

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